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メッセージ

赤松誠
"吉田寮は単なる安い学生住宅ではなく、学生がもっと良い国を志すところで、日本で非常に珍しいです。

吉田寮が廃止されたら、未来の歴史記録で、京大の幹部が、元の金閣寺を焼けさせた坊主の隣に現れるはずです。"


匿名
"川副副学長就任時より長年、大学-学生間の議論の場として持たれていた情報公開連絡会が開催されていないことは事実である。
川副副学長の確約引き継ぎは必須である。"


あひる
"自主管理空間が管理と規律化の空間に変えられてたまるか!吉田寮はわたしの希望だ!"


油田昇太
"吉田寮がこれまで長きにわたって担ってきた学生文化の発信地としての役割は、自治寮であるがゆえに培われたものかと思います。福利厚生施設としても重要な地位にあると思いますので、自治寮としての吉田寮が耐震化等を経て今後とも存続するよう求めます。"


匿名
"京大と聞くとまず思い浮かぶのが、時計台と吉田寮。歴史的建築物なので、耐震工事により保存できるのであれば、保存していただきたい。
奇しくも大学院入学時のゼミテーマが、大学の自治であった。これまで続いてきた自治寮の文化、制度が話し合いの場を持たずして、消滅してしまうのは非常に悲しい。結論はどうあれ大学には話し合いの場はぜひ設けて欲しい。"


新井翔太
"京大の自由闊達さの象徴とも言える吉田寮を対話なく一方的に取り壊そうとしているとすると、大学当局は最も京大らしからぬ存在でありましょう。
当局は自らの存在意義も内省出来ないような組織なのでしょうか?京大出身者として、大学にはオープンな対話と意見を聞く耳を希望します。"



"吉田寮が継承してきた学生の自治独立の精神や民主的な運営のあり方は、反社会的なものでも退嬰的なものでもなく、京大がめざすビジョンと矛盾するものでもないと思います。数が少ないからといって彼らを不法占拠者として扱うのはやめて、これまでの吉田寮の自治の歴史に敬意を持ち、歩み寄って建設的な話し合いをしてください。"


匿名
"このような自治の場はとても大切だ"


イケザワ
"吉田寮での活動を通して多くの人と出会う。ライブは出演だけでなく裏方も手伝って、皆んなで場を作り上げる事の楽しさ大切さ当たり前を知る。就職氷河期で無職で実家に引きこもりがちの時、再び家を出ようと思えたのは、どんな時も受け入れてくれる懐の深く広い吉田寮があったから。"


池部真子
"伝統ある吉田寮を無くさないでほしいです。"


石塚淳
"これまでに自分が参加してきた厨房使用者会議や、大学との団交など、紛糾するたび、うわぁしんど…!と思いつつも、これが本当のやり方や。という実感が確かにありました。

自分の暮らす世界のあらゆる決定が、知らん間に知らん誰かに、合理性や賛成多数を名分になされる中、もがきつつも話し合いの原則で営まれる吉田寮の自治はますます尊いものだと感じます。

このたびの大学当局の、話し合いの原則やこれまでの確約もひっくり返してしまって、外(裁判所)に丸投げするという、禁じ手にしてめちゃ不様なやり方…!腹が立つし情けないです。まるでそこらへんの世の中の不条理と同じじゃないですか?"


石川敬視
"まず経済的困窮の中、博士号取得まで学業を継続できたのは京都大学に吉田寮があったお陰です。そして寮では学内に留まらず、年齢、出身、社会背景の異なる方、専門分野の異なる方と語り合える数多の機会に恵まれました。それは私にとって学生生活に、学業に、全力で打ち込み、楽しむ上での精神的な支えでもありました。
ここには多様な価値観が存在し、日常という交流を通して、時には衝突し、一時的には相容れないことはあったとしても、互いにその存在自体を否定することなく、時間をかけて各々の価値観が醸成されていく類稀なる場であったと、社会に出てから振り返ればそう思います。それは、これまで自治会があらゆる当事者に対し、話し合いの原則を再重要視し、それが担保されるよう不断の努力と呼びかけを継続してきたからに他なりません。
何が正しくて、何が間違っているかを評価するのは後世に続く人たちです。だからこそ、今は少しでも互いに納得できる道を探るための今一度の努力が必要なのではないでしょうか。京都大学の今後益々発展のために、多様な価値観と対話の場を否定しないことを切に願います。"


何森 直
"様々な視点で公共の財産を考え、誰のものでどんな権限があるのかも、対話をして決めてください。学生の自治をないがしろにする大人や大学は、社会や人智を後退させる一旦となると考えています。大学の中でも京都大学は学業でも、音楽や人文、演劇など文化の分野に至っても、学び舎をリードする立場です。人や文化の歴史を破壊することの怖さを知った上で、個人的な責任も含めてよく考えて欲しいです。"


板津 勇太
"京都大学当局が、学生に対し直接の民事訴訟係争という問題解決手段を選択したことに強く抗議します。言うまでもなく、大学の自治は大学当局と学生との間の話し合いによって維持されてきたものであり、今回の京都大学の行動はその原則を踏みにじるものであるに留まらず、戦後長期をかけて築き上げられた京都大学における大学ー学生間の信頼関係を毀損するものと考えます。
京都大学に対し、民事訴訟の取り下げ、及び学生との話し合いのテーブルに再度つくことを個人として求めます。"


いち京大生
"歴史的・文化史的・建築的価値のある吉田寮、そして大学の自治が今こうして目の前で壊されようとしているのだから、それを止めようとしない理由がない。"


稲垣隆太郎
"柔軟な対応をお願いしたいです。"


井上 昌哉
"世界的に貴重な歴史文化遺産である吉田寮を取り壊すことに反対します。"


匿名
"教授会の権限廃止といい特任ポストの設置といい、文科省は研究者や学生を直接支配しようとしているのだろう。自治寮の廃止もその一環なのだろうか。すべてを上意下達にしようとしているとしか思えない。
上意下達がうまく行く条件の一つに双方的なコミュニケーションが十分行われているということがある。もう一つは上が非常に理知的で有能で冷静かつカリスマ性を持っているということ。そのいずれも欠けている文科省及び大学当局が上意下達の運用をできるはずがないのは自明なので、さっさとこれまでの無茶な改悪を反省し総括し元に戻すのが筋だろう。"


今成哲夫
"守るべきものがあるというのはカッコいいです。
そんなカッコいい人達に会える場所吉田寮。応援します"


匿名
"まず京都大学執行部には吉田寮側と無条件に話し合うことを希望します。そのうえで、吉田寮の建物や自治寮としての形態が今後も存続する方向へ進むことを希望します。"


威丸
"別の大学を出て、なぜかたどり着き、吉田寮厨房で音楽を始め、空間と時間をずっと過ごしてきました。
この場所は大学の利益という観点では何も生まれない場所かもしれません。

関わってきた人、過ぎ去っていった人、今いる人たちが、必要だ、価値がある、という声に耳を傾けてくれること、対話のテーブルについてくれることを願います。"


芋人
"「大学当局さま、このような機会をあたえていただきありがとうございます。あなた方の優秀な寮生は、自治意識をいっそう自覚し、日々、強く成長しております。同時に、様々な関係者、応援者に、自由な学問の府、文化都市京都への共感、共有を思い出させ、これらの再編成、再構築を決心させるものです。」"


ういろう
"家族で応援してます。"


臼田泰如
"吉田寮は私にとって,仮にそれがかつてあったような形で存在しなかったら,現在につながるほとんどのものがありえなかったという位置にあるものです.誰にでも,そういう仕方で,自分の現在のありようを可能にしたものがあるはずです.単なるノスタルジーではなく,吉田寮は確かにこれまで,少なくない人々が一つ先の未来に到達するための重要な経由地だったのであり,それはこれからもそうでありうるものです.自分にとってのそれはなんだったのかを考えてみるのとあわせて,誰かにとってのそれが消失しつつあるということ,そしてその誰かには,まだそこに到達していない人が含まれているということ,つまりそこを足がかりにして未来を考えることができない人が生じつつあるということを,想像してみることを願います."


ウラジーミル・アスポン
"たまたまツイッターの方から情報を知り中の写真の何とも言えない雰囲気に惹かれました。何でも新しい無機質な物にする必要あるでしょうか。補修して存続してほしいです。"


Undy 
"頑張れ"


HS
"経済的に恵まれなくても大学に通う道として、また実に多様な個性が触れ合う最後の砦といえます。特にエリート大学において個性が均質化していく今にあって、京都大学はかけがえのない資産を持っていることに気づくべきです。"


エコー
"京都大学は本来ならば、自校の学生を守らなくてはならない立場であって、その学生である吉田寮生を裁判に訴え威圧するということは、その責任を放棄しているということだ。
吉田寮生は話し合いを求め続けている。
京都大学に人間的な応答をするということが、吉田寮からだけでなく、市民の側からも、求められている。
"


Ellen
"吉田寮のような場所はもう一つでも消えてほしくないと切に願っています。今の時代こそ、是枝裕和監督が言ったような、人々が「大きな物語」に回収されていく状況の中こそ、その「大きな物語」(右であれ左であれ)に対峙し、その物語を相対化する多様な「小さな物語」を発信し続けることであり、それが結果的にその国の文化を豊かにするのです。吉田寮はまさにこういう発信源の一つであると思います。この増々カオスになっていく世の中に、如何に価値観の異なる人と接し、尊重し合いながら、刺激を恐れず、人間としての根本的な共通点を繋げていくのが、生きていく上で大事なことであると考えています。そして吉田寮はそのヒントを与えてくれる存在でもあるような気がします。自由な学風を提唱するなら、この小さな片隅に育んでいる大きな世界に背を向けるべきではありません。なくなってしまってから後悔するのはどうしようもないです。どういうものを後世に残したいか、どういう世界を彼らに見せたいのか。ちゃんと考えていれば、もっと長い目で見ることができ、その場しのぎの対策しかなかったという思い込みからも解放されるのではないでしょうか。"


大久保隆太
"世界中がポピュリズムのもとに右系化している中で、万人に門戸を開いこうとしている吉田寮のこれまでの方針を崩さないで下さい。"


大杉雅栄
"吉田寮は、学生が自由と自治の感覚を体験し、考える場所として貴重だと思う。それに対して、非民主的な京大当局のやりかたには愕然とする。これは、単に京大だけではなく、大学と民主主義をめぐる大きな出来事だと思う。"


大田誠二
"ずっと気になってはいます。双方納得の行く解決を望んでいます。"


大濱周也
"山極さん川添さん、吉田寮との対話を再開してください。少しずつでもいいので。"


オカオカ
"残したい。"


岡 貞充
" 私は吉田寮に入寮し、たくさんの出会いがありました。その関係は今でもつながっています。いろんな考えがあってそれらが認めあえる場所。人生を豊かにするなくてはならない場所です。
 大学当局が吉田寮の今後について吉田寮生、関係者と対話を行うことを切に願います。"


岡本健太
"吉田寮では多くの人が出会い、繋がり、化学反応を起こしてきました。
歴代の総長や副学長とも粘り強い議論の上に信頼関係を築いてきました。
京都大学当局は自由と調和を理念に掲げ、対話を根幹にすると謳うのならば、これらの理念をまさに実践してきた吉田寮のこれまでの経緯を尊重し、真摯に対話すべきです。"


おくあき
"初めて京大吉田寮にいったのは母の薦めだった。当時気になっていたことについて京大で学習会があり、その企画の看板をみつけての薦め。母は京都育ちで、その学風や周りの環境に惹かれて、京都にいくときはつい京大の周りをうろうろしている人だった。その企画を行っていたのが吉田寮の寮生で、社会や時代にいろんな思いを描きながらも体力なぞなく、「運動」的なものには滅法違和感があった自分はそうそうのことでは乗り越えられないかもしれないその壁を、のっぴきならない理由をもって、おそるおそると意気揚々と、ここに話せる人がいるんだという確信で、銀杏並木を歩いていった。それから訪ねていった。よいところも違和感もある。時折おとずれる寮には、様々なひとがいた。学内生も、自分のような学外生も。そんなところからの区分けでなくとも。固定観念もゆらいだ。語りもし、居所がないおもいもし、とてつもなく人間くさく、そして、一言では言い表せようもない時間と、出会いがあった。歳を重ねた。ここで頂いた人や出会い、時間は、その後の自分の人生に大きく影響した。そして、寮だけではないけれども、寮があって、それでこその京大と身に染みた時間でもあった。ある意味のタフさ。得意ではなかった、けれども自分も許容され、鍛えられ、広げられた素地がここにあり、人が集うことの何かがある。私は、本当の意味で皆が積み重ねてきた自治のありようを、時代時代の京大を知らずに話していると思う。けれども、山極さんも、その一部である京大の包摂する、ここは磁場で、京都の磁場でもある。人の息づかいを、作る息づかいを、それこそが要であるところのものは、何よりだ。積み上げてきたものを、手放さないで、と呼び掛けたい。"


小倉正
"自治のないのは大学とは呼べません。"


鍵山千尋
"大学は学生との対話を行ってほしいです。"


影山徹
"よろしくお願いします。"


匿名
"再び大学知を戦争養護に使うの愚を阻止の牙城に。"


風の又サニー
"京都で始まったバンドです。吉田寮でいろいろやりました
誇り高き場所です


"


匿名
"元他大学寮生として一方的に潰される、話し合いもまともに聞かない、学校の都合だけ押し付けるという姿勢は看過できません。(私のところではそのような形でそのままなくなりました。)
この京大の対応はいわゆるそこで生きていた人たちを否定するもので、多様性の排除だと思います。
対等な場でしっかりと話し合い、お互いの最適解を見つけるべきと考えます。"


金井 佐知子
"吉田寮は今後も沢山の人達のよりどころとなり、必要とされる場所であり続けると思います。"


金戸明子
"大学側が、自治会の提言を文字面だけでなくアクションとして「真摯に」受け止め、多様な側面で貴重な財産である吉田寮が存続することを望みます。"


匿名
"呼びかけ人の皆さん、お世話様です。ともにたたかいましょう。"


川本 浩之
"話合いは社会の原則です。"


かんのとしこ
"無くなることを考えると、ショック過ぎる。他にどこにもない、生きた建物を壊さないでー。"


学部三回生
"大学が難しい立場にあることは分かっていますが、学長らは責任を果たすべきです。"


希沙
"要求及び共同声明を支持します。大学は、吉田寮自治会との話し合いに応じ、一方的な交渉打ち切りや提訴を取りやめてください。何も特別なことを要求しているのではない、至極まっとうで当然のことです。"


岸本聖
"旧制三高時代からの建物として、寮生文化も含め京大の自由の学風の象徴たりえてきた吉田寮を排除しようとする動きには断固反対します"


北川 眞也
"大学に入学して、大学に訴えられるとは思いもしませんでした、という寮生の言葉が印象的でした。"


北川ちひろ
"京都大学は生徒や職員、地域住民からの声を真摯に受け止め、対等に対話しなければならない。京都大学を失望させてはならない。"


北島健介
"会話する気が無いのは見苦しいな。"


喜多幡佳秀
"50年前の「学園紛争」に関わり、大学に見切りをつけて中途退学した者です。当時危惧したことが現実になっていることに愕然としています。それでも、闘ったことに悔いはありません。みなさんの闘いに注目しています。"


木下 忠親
"自治寮をなくすのではなく発展させることが、社会的にも将来的にも有意義"


藏光俊輔
"自由・自治の象徴としての吉田寮は京都大学としても、なんとしても保存すべきだと思います。"


クロすけ
"徹底した話し合いを根幹とした学生自身の自治寮、とても魅力的です。無くなってしまうのはとても惜しいことだと思います。話し合いを再開せずに大学側の一存で事を決定するのは横暴だと言わざるを得ません。大学当局の方々はこれまでそうされてきたように、吉田寮の方々との話し合いを重ねて今後の方針を決めていただきたいと思います。"


黒田真樹
"学生による自治寮あってこその大学です。"


K
"吉田寮自治会と大学当局は、これまでさまざまな問題について、幾度となく話し合いによって解決してきました。寮自治会と大学当局側の先生や職員の方々が、(少なくとも理念的には)対等な立場で団体交渉に臨み、ああだこうだと言い合い、時に声を荒げもしながら、老朽化問題解決に向けて共に前進していった交渉の様子は、寮を離れた今でも強く印象に残っています。
今回、大学当局が寮生に対する立ち退き訴訟を起こしたことは、当局が寮自治会との直接的な話し合いを放棄したものであり、寮に住んだ経験を持つ一人の者として大変残念に思います。
川添理事はこの間、「反省」という単語を盛んに口にしているように思われますが、どこまで「罰」を受ければ寮生たちは「反省」したことになるのですか?現棟と(耐震に問題のない)食堂を明け渡すこと?プライバシーを職員にさらけ出して新棟に住むこと?耐震性に何ら問題のない新棟が空いているにもかかわらず、経済的に困窮した新入生を見殺しにすること?「法」の名の下に無理やり自分の選んだ住居から追い出されること?
私にはどうしてもその多くが、「やりすぎ」に思えてなりません。そのような懲罰的な態度ではなく、寮生と向き合って意思を通じ合える第三の道、第四の道、第五の道…様々な道筋があると信じています。
大学当局には、訴訟を取り下げ、川添理事が2010年に第三小委員長だった頃のように、(今度は「人間的」な時間の範囲内で)、寮生との対話の中で老朽化問題を解決するよう強く望みます。"


KR
"今年、京都大学を受験しましたが不合格となってしまい、現在浪人中の者です。私は吉田寮の雰囲気に憧れて京都大学を目指しています。私にとって吉田寮は貴重な建築物であるだけでなく、京都大学の魅力の1つです。吉田寮は建て替えられ、個人個人に区分けされた空間では生み出せない、そこにしかないものをを持っています。もしそれが失われてしまうことがあれば、それは私だけでなく京都大学にとっても大きな損失であるに違いありません。
このような理由から、私は吉田寮の耐震補強工事による現存を支持します。京都大学執行部の方々にも、学生や卒業生以外も吉田寮について関心があること、現存を望む声があることを今一度認識して欲しいです。"


けた
"吉田寮は必要不可欠"


けろっぴ
"私が京都大学を目指すきっかけにもなった「自由の校風」とは相反する状況であると思いました。私は京都大学入学志望をしていますが、このような大学側の措置に驚き、また困惑しています。どうか、生徒側、卒業生側の訴えが大学側に届き、真摯に対応して頂けることを願ってやみません。"


河野康治
"現在はストックをどう活かすか、という視点が求められている時代である。例えば歴史的建造物の価値に重きをおく国の留学生との交流の場として活用すれば、大学の存在価値に厚みを持たせながら、新たな価値を付加することができ、大学の国際化にもつながる。"


小坂純一
"京都大学役員会の行為は、先人が築いてきた『基本理念』から著しく逸脱しています。『対話』から逃げ続けていることに失望しています。一刻も早く直接『対話』を始めてください。"


こばたく
"自治寮・吉田寮は、日本国憲法において明記された教育を受ける権利を保証するための福利厚生施設としてのみならず、自治空間としての多様性を担保し市民に開かれた大学を実現するためにも必要不可欠な存在であります。また、吉田寮食堂および厨房は自由な創造と表現の場として、文化都市京都において歴史的に大きな役割を果たしてきました。さらに、築100年以上にもなる現寮は歴史的建築資産としての価値も高く、建築学上重要な意義を有するものであります。京都大学当局による現寮取り壊し計画、および管理寮への移行画策、自治会潰しを何としても阻止しなければなりません。副学長はじめ大学当局は吉田寮自治会と真摯に話し合い、人類共有の財産である吉田寮を自治寮として後世に引き継いでいく道を模索すべきです。"


小林 紀貴
"吉田寮自治会/趣旨に賛同します。"


匿名
"吉田尞は、素晴らしい所です。

廃尞にするべきではない。

これからも、存続させるべきだ。"


小林航
"吉田の良き文化を残していってください。"


匿名
"話し合いを拒絶する大学当局の姿勢は、これまでに培われてきた京都大学の風土や文化を著しく毀損しています。強く抗議します。"


匿名
"ここに救われる人がいる。"


阪上雅昭
"吉田寮に代表される自治寮は学生・留学生に低廉な住処を提供するという点でまず重要である.自分たちのことは自ら決定するという自治寮では運営に関わることで寮生の議論や交流が促進され,それが学生の自己形成に果たす役割はとても大きい.また,吉田寮のような自治寮が,地域や社会と大学が交流する空間,装置としていわゆる大学の公式ルートでの交流を補完するにとどまらず,”自由の学風”として語られる京大的な価値を体現する存在であることも見逃してはならない.

また,今回の訴訟に至るまでの当局の対応は対話を重視すると言われる京大の学風とは相容れないものである.これまで数多くの学生担当理事さかのぼれば学生部長と交わしてきた確約書の内容を全く顧みようとしない点も,看過できない.確約書の法的な有効性という点では議論があるかもしれないが,大学が学生と交わした約束を一方的に破棄し,話し合いを拒否し,さらには明け渡し訴訟を起こすということは許しがたい暴挙である.

以上のような観点から,自治寮としての吉田寮の価値を認め,訴訟を取り下げ,寮自治会との話し合いを再開することを大学当局,理事会に対して切望する."


佐々木郁江
"吉田寮のような自治寮、その自治寮のある大学はとても貴重です。子どもがそこで学べていることを本当にありがたく思ってきました。
今回、大学執行部の方がされてきたことは残念でなりません。
更に大学が、民主的な話し合いを求めている学生を裁判に訴えたと知ったときは、ただ驚くしかありませんでした。
大学執行部の皆さん、学生たちの大切な学びの場をどうか奪わないでください。
まず、訴訟を取り下げて、もう一度寮自治会と普通に話し合いをされてください。"


ささきまき
"グローバル・ジャスティス研究会では最近「ジェントリフィケーション」という現象についての企画をしました。都市再開発はきれいな街並みになり多くの人に肯定的に受け入れられていますが、地価上昇に伴い、人口減少(長期的な住民の排除)が起こり他の国では問題になっているそうです。
お金を生み出すかどうかで価値を判断する考え方が背景に潜んでいると思います。一部の人に都合のよい考え方を推し進め、他の考え方を排除し、文化やコミュニティーが継続できなくなることは、似ていると思います。
"


さっちゃん
"入試のときに吉田寮を見学させていただいた者です。吉田寮に大変魅力を感じており、京都大学志望動機の一つになっています。

私は日本史が好きです。近代に入ったとき、日本は欧米に追いつくために必死になって、これまで積み上げてきた日本のたくさんの尊いものをないがしろにして、ハッと我に返って文化財が保護され始めた時にはすでにたくさんの物がなくなっていました。物と共に、その物を通して伝わってきた伝統もたくさん途絶えました。
失ったものはきちんと最初から保護していれば今も普通に手に触れられたかもしれないもの。私はそれが悔しくてたまりません。

吉田寮もそれと同じだと思います。取り壊すことはすぐにできますが、衝動で壊してしまったらもう元に戻らない。吉田寮の伝統も消えてしまう。たくさんの遺跡や文化財の保護に取り組んできて、歴史の価値を誰よりも分かっている京都大学を運営する上部の人たちが、今一番近くにある、歴史的な建物を壊してしまうのになんのためらいもないのが私には辛く感じます。

どうか吉田寮を残してください。"


sami
"応援しています!"


宍戸友紀
"自らかかわった者として吉田寮で理想的な自治ができていたとは言えませんが、自治の難しさを学ぶ場、今後よりよいものに変わりゆく可能性をもった場として、自治寮としての吉田寮の存続を絶対に支持します。"


匿名
"全く関係のない者ですが、いづれ京都大学に入学したいと思っております。その時まで吉田寮がある事を心から望んでおります。"


柴田 重徳
"大学当局は、寮生たちと真摯に協議するべきです。"


匿名
"京都大学の伝統と民主的な学風を守ってください。応援しています。"


嶋野大輔
"吉田寮、京都大学の文化を守って行けるよう頑張ってください。"


白石 壮一郎
"自治空間としての吉田寮は、学生と市民との交流の場である「京大の縁側」。大学と社会の接点は公開講座(つまり教員の研究と市民との接点)だけじゃないでしょう。"


新川広樹
"吉田寮の開放的な建物は寮生たちの非言語的交流を深め、吉田寮の空気は寮生たちの関係を平等にし、吉田寮の時間は寮生たちに一歩立ち止まって物事を深く考える心の余裕を与えてくれました。
そこでの暮らしは固定観念にとらわれず、会話であれ日常生活であれ常に何かを模索し続けていたように思います。
言語化できる情報に溢れたこの現代の中で、立ち止まって自分の生活や身体など、自分の「生」に根ざして思考を組み立てていく練習ができたのは吉田寮ならではのことだったと思います。

大学の理事会側は某政権のように全てを交換価値で測り、吉田寮や吉田寮生を「採算の取れない物件」のように考えているのかもしれません。
しかしそれだけでは一元的な価値観に基づいた、浅く近視眼的なものしか将来生み出せなくなっていくと思います。
「グローバル化」の名を借りた現代社会の浅薄な西洋化にあらがい、肩書きの多様性ではなく、思考や生き方などといった本当の意味での多様性を実現した社会を目指さなければ、我々は機械の奴隷となる未来しか持ち得ないでしょう。

近いうちに我々は明確な価値(ルール)に則った仕事(ゲーム)においてコンピュータに勝てなくなるでしょう。
その時、人がヒトとして自身の存在価値を保つには、「新しい価値を作り出す」という能力に頼る必要があると愚考します。

その「新しい価値を生み出す」能力は、今までの価値観で評価できない「余白」や「境界の狭間」を苗床に創発的に発生し、育ちゆくものであるはずです。
その点で、経験価値に重きを置き、「無駄かもしれんが納得できるまでやってみよう(生きてみよう)」と考える余地を与え、見守ってくれる吉田寮の場は、我々が「人間らしく」生きるための学びの場になっているように思います。
そのような場を大学の中に保つということは、これからの世の中を生きねばならない「若人」を養成する上で、そしてこれからの未来を創る学問の府として、今後とも必要不可欠なのではないでしょうか。"


Jtr
"吉田寮は、様々な経済状況の学生に対しても、自身に学問的な広がりを持つうえでも、建築学(建築史学会及び建築学会近畿支部が重要性を指摘)的にも、様々な「変人(京都大学が推奨しているようです)」に触れる意味でも、貴重な空間と考えます。
吉田寮があったので、今の私がいます。"


じょー
"全国的にも希少な自治寮を残したいです!"


匿名
"現在の京大当局のやり方は、吉田寮のみならず京都大学の自治を脅かすものであり、大きな傷をつくるものだと考えます。今一度、大学のあり方を問いなおすことを求めます。"


杉本 史郎
"吉田寮こそ京大のパワーの源泉。"


匿名
"一連の大学当局の寮生との対話を無視した強権的な対応/決定には深い懸念と怒りを感じざるをえません。
今すぐにでも訴訟を取り下げ、寮生との真摯な対話を再開し、現棟とそこで育まれてきた学生の自治の伝統、そして地域住民との交流の場を守ることを強く求めます。"


すみやみゆ
"吉田寮に憧れがあります。一度しか訪れたことがないですが、なくなって欲しくありません。もし存続できたら、京大はやっぱりかっこいいな、と思うと思います。"


スルメイカ
"忍耐強く話し合えない理由がわからない"


石像
"吉田寮という空間で繋がることで救われている人たちが大勢いると思います。そのような場所を守って欲しいです。応援しています。"


匿名
"学生の自治を行おうとする姿勢を応援しております。"


倉茂 透
"大学側はまず寮生に対する明け渡し訴訟を取り下げ、約束通り寮生と対話を続けること。
吉田寮の自治を潰すことは教育機関にとっての自殺です。こんなにかけがえのない場所は、もうさほど残っていないことを自覚してください。"


高石和典
"京都大学はこれまで寮自治会との間で引き継がれて来た確約を反故にするばかりか、寮生を相手に明渡請求訴訟を提起しましたが、これはあまりにも一方的で強権的な解決策です。
「対話を根幹として」と謳う京都大学の精神はもはや形骸化しているのか、あるいは、当局に近いものだけに当てはまる特権なのでしょうか?

大学は早急に訴訟を取り下げ、寮生との対話のテーブルに着くことを願います。"


瀧 祐
"学問とは、全ての価値を網羅する事です。そして、何かを愚劣と決めつける所から、学問の腐敗は始まります。愚劣な民族、愚劣な思想、愚劣な書物、枚挙に暇は有りません。
何かを愚劣と決めつけるのではなく、全てを認めながらも道を踏み外さずに学んで行けるコミュニティを作る、そして出来上がったコミュニティを守り続けて行く、これこそが大学の使命だと思います。"


竹添友美
"食堂会議はとても民主的でどんな人でもどんなアイデアでも、まずは皆で聞き、質問があれば具にして、納得いくまで対話でものごとがすすんでいく場所です。時間がかかるし、効率的ではないかもしれないけれど、大きく学ばせていただきました。吉田寮もひとつの学問だなって思う。大学がどんどん世知辛い場所になっていくのはしんどいです。対話によって時間をかけて守っていきたい。"


達川正男(だるそん)
"声明内容に賛同します。

寮外生として吉田寮に魅了された一個人として、まず京都大学に言いたいのは、業者じゃなくて学生と話し合いを続けて!!!
てゆ〜か、京大副学長の川添さん、執行部の皆さん、一体どうしちゃったんですか?そんな無理して悪役演じなくても、楽しく生きていけますよ◎

え〜加えて、大学自らがホームページにも掲げられている基本理念(「対話を根幹として自学自習を促し」「学問の自由な発展に資するため、教育研究組織の自治を尊重する」「人権を尊重した運営を行うとともに、社会的な説明責任に応える」等)ともある通り、

・吉田寮の自治機能の存続、支援
・吉田寮独自の対外交流の場の存続、支援
・京大運営側と、吉田寮を遺して欲しいと願う全世界の人が意見交換出来る、充分な機会の場と時間の確保

を強く求めます!
最近の京大の学生や地域社会への対応は、基本理念とは真逆・怒
「自由と調和」が絵空事ではない事を、体言して下さい☆彡"


辰野落伍
"良い学問の源は、様々な人たちの交流と共同、酒を飲み夜を徹しての議論、そして場合によっては、権力を相手に回しての闘いの構築の経験にあったりします。吉田寮にはその全てがあります。そして自治領であることがそれを保証しています。だから自治寮解体は、大学の自殺行為なのです。"


田中一弘
"大学自治とりわけ学生自治の最後の砦である吉田寮を解体せんとする、京都大学当局の横暴に断固抗議する。この共同声明に全面的に賛成します。"


田中友樹
"吉田寮を訪問した際、俗世と切り離されたような独特の空気、それでいてオープンな建物の作りとコミュニティに深く感銘を受けました。妥当な要求が受理されることを願います。"


田邉佳香
"あの自由と自治の象徴のような吉田寮が、こんな大学のやり方で失われるのは耐え難いです。それに抗い、対話を続けようとするみなさんを支持します。"


匿名
"吉田寮とはほぼ関係ない自分ですら、大学側の対応がおかしいと分かっている。私の周囲もそうだ。
誠意ある対応を切に願う。"


田畑元治
"京大生の自主管理力の向上を永年育んできた「自治寮」の力を活かすことはあれ、無くすことは歴史に禍根を残すことになりませんか。建物本体もしかり。
一度失ってしまったら、取り返しがつかず、そんな「無謀な決断」をしたあなた方管理者のことが、歴史に刻まれることになってしまいませんか。"


田村真澄
"双方のやり取りを全て目を通しているわけではありませんが、やや大学側の対応に一方的な感じ、また耐震などを理由にしながらも、具体的な話し合いなどを拒否しているように感じます。
「自主的に生まれる何か、その拠点を潰そうとしている」ように感じるのは私だけでしょうか。

私は進学を機に京都に住まい、この度初めて吉田寮に関わることができました。正直、もっと閉鎖されたものだと思っていましたが、ものすごく生の人間のやり取りがあって、最初、逆に戸惑った覚えがあります。
これからどのように吉田寮、また寮の食堂が運営されていくのかわかりません、また、これまでの経緯も深く知りません。
でも、「場」というものは、非常に貴重なもので、失われれば、同じものは再建できません。なくすのは簡単です。

よくも、悪くも「場」があるというのは大事だと感じます、そして変容も可能です。
そんな、多くの人々が存続を願っている場所を、話し合いを持たずに雑草のように根こそぎ引っこ抜くような感触があります。

私が関わった吉田寮は、その長い歴史の中の数ヶ月にすぎませんが、
この上なく楽しい時間を過ごしました。多分死ぬとき走馬灯に現れるほど。
微力ながら署名に参加させていただきます。
"


ダダ
"吉田寮は存在が宝、文化財。残す道を模索しましょう!"


ダニー・森岡
"この世の中には切ってはいけない大木がある"


chimaki
"大学側が学生との話し合いを十分に持たず、提訴に踏み切ったことに心を痛めています。"


チョシウン
"吉田寮の方々と交流しながら、学生自治寮が現代社会で何を守り続けてきたか、わかってきました。今後も吉田寮がずっと続いてほしいです。"


土屋 勝
"北津寮をはじめ,全国の自治寮がほとんど廃寮にされてしまいました.自治寮を守っている吉田寮生を応援します."


匿名
"105年の歴史、そして京大の雰囲気を体現した吉田寮の破壊は「自由の学風」の破壊に他ならない。対話を拒否し一方的な条件を押し付ける当局はここがどこかを理解し、あるべき形へ回帰せよ。"


寺木悠人
"断固戦おう。協力は惜しまない。"


出口千晶
"大正建築が現役の寮として使われているのは素晴らしいので、ぜひ残して欲しいです。"


唐仁原俊博
"地域を再生させていこうという新しい時代に唾を吐きかけるがごとき、対話軽視の川添信介理事の姿勢を、山極寿一総長はいつまで追認し続けるのか。「ゴリラが全部教えてくれた」と話す山極総長のこの体たらくにはゴリラも涙することだろう。"


戸田公人
"自由の培養基としての吉田寮の存続を強く望みます。"


とどめ
"大学当局のせいで、最近のキャンパスは見るに耐えない。"


屯風亭とんぺい
"吉田寮は学生諸君の福利厚生のみならず、その民主的運営から紡ぎ出される文化的発信の場として唯一無二にしてかけがえのない場所です。その場を学生から、近隣住民から、取り上げることは噴飯、愚の骨頂であります。大学当局には恥をしり猛省されることを期待します。"


匿名
"昨年の夏に一晩泊まりました。日本最古の寮は学生の自由を求める熱心でゆるい姿に神聖的なものを感じました。大好きです。"


nao
"変化を嫌うノスタルジーではなく、有意義な活用の途があると思うので賛同いたします。
吉田寮とその周辺の歴史・文化・自然の価値は、唯一無二の京大の財産になり得ると考えます(寮の掃除は必要)。
大学のトップの方には現在のやり方を省みて、ぜひ再考を頂きたいと思います。"


仲西美幸
"次々と学生の自治を妨げ、大学の魅力を損なうのはやめて下さい。学生を訴え限られた勉学の時間を奪うのも、補修の件に触れず耐震性の問題だと建て前を述べるのも卑怯です。"


中村明彦
"かつて京都大学吉田寮と共に廃寮攻撃と闘った大学自治寮OBの一人として、自治と福利厚生の場を守り抜くための正当な活動を続けている京都大学吉田寮自治会を、心から支援します!"


中村昌典
"大学当局は、吉田寮自治会と誠実に話し合ってください。"


那谷周平
"今なお、吉田寮は京都の若者文化の中心地です。"


匿名
"真っ当な権利を主張する寮生の声を無視し、遂には犯罪者使い。京都大学は恥を知るべき。"


ねまる
"ここまで来たら戦い続けて欲しい、何より無くなったら寂しい。"


根本コースケ
"賛同します。

この表明は、

確約を引き継ぐ/引き継がない
立ち退く/立ち退かない
訴訟をする/取り下げる

といった二項のうちの一項をただ要求するものではなく、ほんと単純に、対話をしてください、という要求なんだと思う。

対話をする時間のなかで、対話をする前に自分でも気づかなかった、自分の立場、相手の立場、大切とするものが何であるか、それらを双方で明確にしていく、その時間を大切にしましょうよ、という要求。

その時間の積み重ねのなかで双方で至った過去の約束への敬意を、やはり双方で持ちましょう、という要求。

約束の内容自体は、時の流れや、主体となる人の変遷のなかで変わることもある。ただ、そこへ至った時間と、それをやってきた人たちへの敬意は持って、いまの、結論を出すために、いま、対話しましょう、という要求。

対話のプロセスを放棄しつづける相手に対して、それでも、どういう対話が行われ、どういう決着をみせるのか。手を伸ばしつづけ、声をあげつづけ、注目しつづけることが、未来をひらくことだと思っています。

なかなか現場には行けぬですが、応援します、力になります、行けるときは、行きます。
がんばりましょう。ふんばりましょう。楽しくやりましょう。"


橋野高明
"「寮生・学生の告訴」は、大学が教員と学生による「教育の場」であることを完全に放棄・破壊する最低・最悪の蛮行である。今回の大学当局者たちは、その罪と汚名を、「京大史」に永遠に消せぬものとして記録され続ける。"


匿名
"学生文化の砦、京都文化の砦だと思ってます。
頑張ってください、"


はじめ
"こわさないでー訴えないでー"


はっしー
"川添さん、とことん話しましょう。法的手段に訴えるのはその後ですよ"


華井明子
"対等な議論のもと当事者の意見が反映される公正な大学運営を切望します。"


浜田光
"大学とりわけ自由な気風があると謳われてきた京都大学の今回のふるまいには非常にがっかりするとともに今度の行方を注視しています。"


はやしごうへい
"ここで起きていることを知ることは、状況の変化の切断面を見ることだと思う。人と話すことは、その断層を掘り進め、読み解き、これからを考えることが出来ると、自治の場でおしえてもらった。それは、騒々しい静寂した地層。次に繋げる宝物のようなものだ。自治というシャベルも、対話というネコもとても大切だ。吉田寮はそれを育む場所だだだ。
大学当局、ことの関係者さは、ほんとうによく考えた方がいいぞ。なっかなかねえぞ。一緒に作るくらいのことから考えるだぞ。おれもやる。"


林柘
"あらゆる人間や動物、植物、建物など無機物も含め、皆が対等に存在しうる稀有な場所、それが吉田寮。
世界的にみても2つと無い文化遺産の吉田寮は後世にも残していかなければならないし、それを体験、伝えていく事は平和を築くことです。だから残すべきだ。"


林 葉月
"大学側は、一方的に今までの確約という取り決めを反故にして、長く続いてきた団体交渉という話し合いも中止し放棄してきて「対話の学風」「自由の学風」を掲げてるなんて、ちゃんちゃらおかしい。さらに、話し合いも持たずに裁判に持ち込むなんて愚行の極み。あらゆる意味で「豊かさ」を足蹴にしている自覚はあるのでしょうか?自治精神というのは、学生の特権のためなんかではなく、広く社会へと続いていくべき水脈のようなもの。その源を断つような行為として、吉田寮潰しは絶対に許せない。一市民として、共に闘います。"


原口朝美
"大学執行部の方々が学生に対して、学問に真摯に携わる人間の姿勢として模範になるに相応しい誠実な対応を示してくださることを希望します。"


ハル
"是非ともこの文化を守ってください!小説や文科省推奨アニメにもなった場所です‼"


はるみ
"呼び掛け人の皆さま、ありがとう。在寮中はお世話になりました。寮は絶対残したいので、一緒に頑張りたい。"


匿名
"今、現執行部が行っていることは、大学自治を否定する行為だと思います。現執行部は、本当に学生のことを本気で親身になって考えているのでしょうか?住居という生活をする上で基盤となる場所を学生から奪い、どうするのでしょうか?正規学生以外の研究生や留学生も京大の立派な構成員です。裁判によって、学業に支障を来たさせる大学など言語道断だと思います。辛い立場に立ちながらも、どうにかしようと自分たちの頭で考えている吉田寮生の方々を誇りに思いますし、京大の構成員としてお礼を言いたいです。吉田寮生を心から応援しています。吉田寮を見捨てることは、京大を見捨てることになることと等しいと思うので、看過できません。"


朴沙羅
"「良い自治」と「悪い自治」などありうるのか、あるとしたらその違いを誰がいかにして決めるのか、というごく当たり前の論点が簡単に無視されていると思います。"


ひびの まこと
"声明文等作成、とりまとめなどお疲れさまです。
いろんな事を議論した寮生だった時代を思い出して、以下のコメント付きで賛同します。

【前書き】
●「話しあいで物事を解決してきた民主的な大学自治を踏みにじるものであり」
この書き方では、これまでは全てが上手くいってきたかのようにも読める。
必要な話し合いがなされなかった事例や、暴力的な手法がとられたことは、京都大学の自治の歴史の中にもたくさんあった。そういった負の歴史も踏まえて、本来ならここは「民主的な話しあいで物事を解決しようと努力してきた大学自治を踏みにじるものであり」などとされるべきだと私は思います。

【2.について】
●「決定権者と当事者との不均等な力関係をなくしていくこと」
私は、京都大学の理事会を、正当な決定権者であるとは認めません。
京都大学の理事会は、法的に制度化されている「決定権者」に過ぎず、その制度自体が不当なものだからです。
大学という場の主権者は、最も狭く見た場合でも、全ての教員、全ての職員/労働者、院生や学生、を含むべきです。
不当な制度によって、本来の主権者がその権利を行使することを妨げられている、と私は考えるので、ここは私なら「大きな権力を持つ大学執行部と当事者との不均等な力関係をなくしていくこと」「法的に決定権を持つとされている大学執行部と当事者との不均等な力関係をなくしていくこと」などとすると思います。

【3.について】
●「個室のマンション・アパートのように、共同性を育むことが困難な空間では、まずあり得ないことです」
確かに困難だとは思いますが、そんな中で共同性を形成している場もあるのではないかと思います。「まずあり得ないこと」というのは、やや言い過ぎではないでしょうか。

【共同声明 国の自治寮つぶしと吉田寮の存続、団交確約体制の確立】
●「吉田寮自治会は入寮資格についても大学との合意を得ながら、女子学生、大学院生、留学生、研究生、科目等履修生などへ、入寮資格枠の拡大を行ってきました」
事実関係が不正確です。私の知る限り、少なくとも、大学院生、留学生、研究生、科目等履修生、その同伴者へ、入寮資格枠の拡大をする際には、大学との合意を得るための手順は経ていないはずです。なぜなら自治寮なので、いちいち大学にお伺いを立てる必要はないからです。現実の問題として、大学当局からクレームが来たことがないので、追認、容認、黙認などされてきたというのが、現実に即していると思います。

【共同声明 対話の回路を開き、吉田寮との諸課題を解決するよう求めます】
●「対話があったからこそ、時に吉田寮の入寮資格枠の拡大や、吉田寮新棟の建設及び食堂の大規模補修などのような、前向きな成果も生み出されてきました。」
「吉田寮の入寮資格枠の拡大」は、対話があったからではなく、吉田寮が自治寮だったからだと思います。「吉田寮新棟の建設及び食堂の大規模補修など」は、対話がもたらしが成果だと思いますが。

"


廣瀬ケーナ
"吉田寮は、マイノリティとして生まれた自分にとって、唯一、素の自分で人と調和して暮らせたと感じた空間でした。"


pha
"吉田寮がなくなるのは人類の損失だ"


藤井修二
"現棟の明け渡し訴訟に関しては、部局長会議での承認はありませんでした。法人文書開示請求で確かめました。"


藤谷祐太
"裁判ではなく、対話での解決を図るべきだと思います。"


藤吉圭二
"寮生の皆さんの安全を念じています。"


北條義信
"吉田寮のような場所はとても大事、安心して人が育つ。"


匿名
"1回生の頃から幅広い領域の教養をもつ様々な年齢・国籍の寮生と出会い、その関わりから刺激を受けて学業に励むようになりました。
先輩に質問したり、仲間と議論する機会が、均質化しがちな研究室内だけでなく、日常の中にあったというのは何ものにも代え難い経験でした。
吉田寮で長年培われたからこそ存在する、素晴らしい素地のおかげだと思います。あの場が人生を豊かにしてくれました。
社会人となった今も、当時学んだ広い視野と国際感覚が活きており、仕事の成果に繋がっています。
人を育てる環境のある吉田寮を、後輩にも経験させてあげたいと願います。"


Hoya
"有形無形の様々なものが生み出される場となってきた吉田寮を潰すことは、寮生や寮外生のみならず、地域社会や京都大学にとっても計り知れない損失となるでしょう。当局は今すぐに訴訟を取りやめ、対話を再開して下さい。"


まーくん
"京都大学の暴走は許されない"


前田雅彦
"学生との対話の再開を望みます。"


蒔田直子
"さまざまな人たちに開かれた吉田寮は、そこに暮らす寮生と集う人たちにかけがえのない場所です。近隣住民として吉田寮を心から大切にしています。寮生を追い出そうとする京大当局の姿勢は大学のすることではありません。吉田寮を守りたい!"


牧野祥久
"自治寮である吉田寮の存在は、京大学生の自主的活動の問題であり、日本の学問研究の問題でもある。理性的思考に基づいた話し合いを拒否する京都大学当局の姿勢は、京大の自殺行為である。"


真喜屋龍
"まず第一に、吉田寮がなければ、大学に通い学費を納めながら勉強し卒業することは不可能でした。京都大学で博士号取得後、現在はなんとか研究者として東京大学で働いていますが、吉田寮がなければここまでたどり着くことすらできなかったでしょう。大学は、お金のない人や親族に頼れない人、誰でもが通える開かれた場所であってほしい。せめて京都大学にはそうあってほしい。
そして第二に、僕がいま身につけている教養のほとんどは吉田寮での様々な人との対話を通して得たものです。ぼくにとって吉田寮こそが大学でした。京都大学は京都大学を壊さないでください。自由の校風を嘘にしないでください。"


匿名
"寮生を、まともではないかの様に印象付けようとする副学長様に、悲しみを覚えます。
寮生であり、訴訟を起こされた息子は、優しい息子です。
京大に入学し、生き方に迷うこともありますが、常に他の寮生や元寮生、寮食で活動する市民の皆さんに、強く支えていただいています。
最近は、再び学ぶ意欲を示してくれて、頑張っています。
彼の様な、マイペースタイプが、どの様に育って行くのかと、暖かく育む環境が、京大、及び寮にはあり続けていくのだと、信じています。
最短で利益を生む事を求めない、最高学府としての、余裕を取り戻して下さい。
訴訟を取り下げ、20名の寮生や、学生達が、訴訟や締め付けに翻弄されず、再び落ち着いて生き生きと学べる環境を、構築していただけることを求めます。"


松尾武史
"難しい事は分かりませんが、知人が大切に思っている場所を守ることに力を貸せれば幸いに思います。"


松田義顕
"吉田寮及び周辺施設は文化のハブとして何物にも代えがたい役割を担っています。芸術に限らず、これほどまでに多様性を広く受け入れられる器を持った空間を他に知りません。日本が先進国で在り続けるために、吉田寮の存在は必要不可欠だと確信しております。"


まつみ よーこ
"京都に京大あり。これが少しでも関わった者、京都に暮らしてきた誇りだと思います。遠くからでは分からない親しみを持てる大きな存在であります。"


松本彩乃
"理事の皆さんに吉田寮厨房ライブを観てみて頂きたいなと思います。"


まどか
"懐古主義かもしれませんが、吉田寮は私にとって大切な場所です。一方的に無くすべきという主張には疑問を感じています。"


丸一俊介
"山極学長は対外的には自由と多様性の大事さを訴えながら、学内では学生の表現である立て看板を禁止・強制撤去し、吉田寮から学生を追い出し、話し合いを求める学生を一方的に裁判に訴えるなど、大学の自由と民主主義を自ら破壊する過去最悪の学長と言わざるを得ません。
自由と多様性を大事にするならば、学長は今すぐ裁判を取り下げ、責任者として学生と市民に説明し、声を聞き、対話すべきです。"



"知り合いも所属も関係ない交流がある空間で、色んな人との面白い出会いがありました。そうした経験が開かれている場所は早稲田でも目に見えて減ってきているので、なんとか吉田寮には頑張って存続してほしい。遠くからではありますが、これからも応援しております。"


匿名
"近辺に新築した転居用の寮からも学生を退去させた事実を考えると、廃寮は耐震のためという理由が建前であることは、部外者から見ても明らかです。京都大学という知の代名詞のようなところが、学生と向き合わず、交渉の際にあまつさえ恫喝の様な行為までするという体たらくは、知とはかけ離れた動物社会の権力構造と同じなのだということをよく御自覚頂きたい。せめて廃寮の真の理由を社会に向けてもお教えください。そこから京都大学の求める学生観、人間観、教育以外の社会に対する態度も窺い知ることができると考えます。
大学は権力で秩序を保つのではなく、様々な思想を内包しつつも、崩れないという在り方を身をもってお示し頂きたい。今後、京都大学の研究者達がその学風である自由や創造性を掲げても、吉田寮の問題を雑に扱う以上、それら発言を信じることはできません。"


みっちゃん
"多くの学生の青春が染みこんだ味のある建物を守って下さい。"


匿名
" 私は大学当局が様々な人への大学への参加を保証しない状況において自治寮の存在が重要だと考えています。私は熊野寮出身ですが、門戸を広く構える自治寮に住んだおかげで、専攻や国籍、思想などのバックグラウンドを越えて議論し様々な視点を学べました。
 吉田寮や熊野寮のような、学生が自ら学べる場を奪い、文部科学省の方針を遂行するだけの京都大学にはなってほしくありません。京都大学が劣化版東京大学とならないことを祈ります。"


宮坂遼太郎
"非論理的なトップダウン型の決定事項押し付け、一切の対話を拒否する態度、開き直った実力行使という京都大学側の態度に対して大変な恐ろしさと恐怖を覚えます。決して他人ごとに思えません。
筋の通った解決を期待します。"


宮崎洋子
"応援しています。"


匿名
"吉田寮周辺のコミュニティのような自由で想像力あふれる空間はなかなか得られないもの。このような長年たくさんの人々がかかわり支えてきた文化、空間は継続していくべき。"



"寮生の主張を支援します。"


盛田良治
"京都大学は早急に吉田寮自治会との話し合いを行え。"


森 靖弘
"吉田寮生に対する明け渡し訴訟を取り下げてください。

京都大学卒業生として、自由の学風をもち自治を尊重する京都大学には、大学内の問題については大学内で話し合いを行い、折り合いをつけて解決してほしいと望んでいます。
訴訟という行為は当事者ではない大学外部の法的機関に判断を委ねることであり、私が誇りに思ってきた京都大学の学風が壊れるように思い、非常に悲しいです。

止むを得ない手段として訴訟が必要になる場面ももしかしたらあるのかもしれませんが、大学運営側、吉田寮自治会側から公表された一連の資料を読む限り、今回の訴訟が本当に止むを得ないものであり、自治を放棄し訴訟でしか解決できない段階の問題であるとは到底思えませんでした。

今一度再考をお願いいたします。
"


森谷豊
"今、京都大学が失おうとしているのものが何なのか、わかっているんだろうか。
ただ古い学生寮の建物がなくなるのではない。
大学の自治、自由、対話、多様性、良心を放棄し、自ら考えるのをやめた先にあるのは最高学府としての死である。

京都大学は世界で唯一の吉田寮を有する大学だろ。
二度と手に入らないその価値を生かせよ。"


八木
"私は吉田寮で多様性の在り方と文化の持つ意味を学びました。その経験は少なからず今の仕事に活かされています。100年以上の歴史が詰まった吉田寮が今後も生きた財産として学生に引き継がれていくことを切に願います。"


安井大輔
"学生寮のようで寮(だけ)でない場所としての吉田寮であることを望みます。"


安岡健一
"寮生ではありませんでしたが、様々な人が行き交い、混在する場である吉田寮に多くのことを学びました。国立大学が多くの変化を要請されている時代ですが、変えていけないものは、変えてはいけないと考えます。まっとうな話し合いがなされることを切に願います。"


やまうち
"大学当局は即刻話し合いに応じて下さい。大学当局が話し合いに応じない結果でもある耐震問題を悪用して、訴訟を提起するという卑劣なことはやめて下さい。"


山岡茂和
"吉田寮の存続を心から願います。学生の活動はそれを保障する場所があってこそ。"


山沢邦良
"交渉ごとは、相手のあることなのでややこしいですね。一方的な相手に、話し合いと、共感を武器に応じるの大変ですが、それ以外に何があるでしょうか。"


山下健太郎(もちのや)
"吉田寮は自分にとっても心の原点です。全ての人に開いていく場所として、続いていく事を願っています。がんばっていきましょう!"


山田慎太郎
"本件に関しての大学当局の瑕疵は社会関係の基幹と言うべき対話を軽視した一連の行動にあると思います。"


やまなか
"歴史的観点からみたときの吉田寮の価値は計りしれません。どこの国か判別できない風景が多い昨今の日本、こういった過去の残り香を感じ取れる場所を残さずに、他になにを後世に残すのですか。吉田寮存続断固として支持します。"


匿名
"吉田寮の自治・自由は、学問の自由・創造性に通じるものです。一方的な管理支配は、大学の自治や学問の基盤を揺らがせるものだと考えます。目先の圧力に負けず、京大の誇る自主性を取り戻していただきたいです。"


山本 英司
"寮生は、話し合いに応じれば5月末までに現棟から退去すると言っていたのです。いたずらに問題を複雑化させて多方面に負担をかけ解決を遅らせているのは大学当局です。とにかく大学当局は話し合いに応じるべきです。"


山本佳奈
"自分の頭で物事を考えられる人たちが集まるのが吉田寮です。そこが京都大学になくなってしまうのは京都大学あるいは日本が本当に終わってしまうのではないかと、危機的なものを感じます。"


山本精一
"吉田寮や西部講堂のような稀有なアジール的場を所有していることこそが、京都大学の、他に類を見ない個性であり、こうした場をなくしてしまった京都大学には、何の変哲もないフツーの学生しか集まらないと思うがどうだろう。"


山本 泰三
"大学が寮生を訴えるというのは、いくらなんでもひどすぎます。訴訟は取り下げていただきたい。切に願います。"


山本貴宏
"話し合いが再開されることを切に願っています。"


山本未希子
"寮生や寮自治会と話し合わず処分を強行するのは、どう見ても不当です"


匿名
"京大側が、歴史ある吉田寮とその自治の意義をしっかり考えて真摯な決定を行ったならばこんな問題にはならないはずです。その恣意的な決定で学生らの宝をむしり取らないで下さい。"


ゆみこ
"現在の建物と自治会の雰囲気がなくなるのは京都にとって損害だと思います。"


ゆんちゃん
"吉田寮は京大の財産です。恫喝まがいの提訴には疑問を感じます。"


yoji
"歴史的建造物は後々財産になるのに、権力をお持ちの方にはそれがわからないんでしょうか。目先の損得主義や国のトップ連中が牽引するこういった弱い者虐め体質をどこかで止めないと本当にまずいと思います。"


Yousuke
"吉田寮の廃寮を許すまじ!"


横山 幸太
"私は吉田寮での生活、活動を通じて様々な大切なことを学びました。
答えのない問題に対して粘り強く考える事や、意見の違う人達と、地位や力に頼るのではなく対等な個人として話し合う事、無関心な人をいかにして巻き込むかという事、そもそも吉田寮は寮生にとってだけでなく、学生にとって、大学にとって、社会にとってどうあるべきかまで考える事など。
これらの事は、吉田寮であったからこそ学べたことだと思います。

文化、場は一朝一夕には作られません。京都大学の持つ多様性、自由な学風を守るためにも吉田寮の文化が今後も残ってほしいと思います。"


吉田一平
" 吉田寮食堂を現棟に含んでしまうような当局の主張は、これまでの吉田寮自治会との合意形成過程を無視するものに他なりません。京大当局によるスラップ訴訟に強く抗議します。
 京都大学にユニークさ、あるいは「面白さ」があるとすれば、それは利潤のみに重きを置かない、レッドテープに奉ずるのではない、多様なチャレンジを探求することができる対話の場が、その根幹に存在するからです。吉田寮はその「面白さ」の中心を担ってきた自治空間の一つです。学問や研究の豊かな発展には、誰も思いつかなかったような新しいアイデアや着想が不可欠ですが、ある意味では無駄で、豊かな対話こそが、そのようなあらゆる発明や発見の源泉となるのです。
 吉田寮はその源泉となる自治空間の一つであり、今なお新しいアイデアや実践を生み出す可能性を担保する場の一つでもあります。自治を認めた上での吉田寮の存続と、明け渡し訴訟の取り下げ・団交の再開、耐震補修の継続が必要不可欠です。"


吉田耕士
"あそこに何かもっと資金集めできる施設をつくりたいんだろうと推測していますが、大学当局が教育者であるなら、寮生と話し合うべきと思います。"


吉田省吾
"僕は吉田寮から怒りを学びたい。"


吉田千恵
"将来、子どもが京大に入りたいと言った時、心から賛同できる大学であってください"


米田量
"今のままでは、京都大学に変人も対話もないのではないでしょうか。誠意ある対話を求めます。自律した精神をもった大学としての矜持を取り戻してください。"


らぁ
"権力を行使し話し合いに応じず、学生相手に裁判するという態度は、とても残念に思います。対話の再開を願います。"


Y.T.
"利権だかグローバル化だか産学連携だか知らないが、あの空間を肌で感じた時その魅力がわからないようなくだらない京大であってほしくはない。"


windingroad77
"吉田寮の歴史、それ自体が対話合意によるあの建築群の継承という結果を導くことを願っています。"


分田よしこ
"築100年を超える貴重な歴史的文化遺産の活用保存を願います。"


わしやみちこ
"吉田寮で三文オペラを上演したことは私の人生上とても大事な出来事となりました。
それはあの空間にいた人ならわかると思います。
なくしてはいけない。変わってはいけない場所だと思います。"

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